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    「双逝」(「提案」⑤)

    「ほら、はじめは周りから舐めるんだ」
     紗菜の顔を美奈の股間に押し付けたマスク男が命じた。
     ショーツを剥ぎ取られた股間に生えた毛は薄い。男たちは美奈が開脚させられた格好で拘束される前に、まめまめしく股間を拭ってやったせいか、臭いはさほど感じない。紗菜は覚悟を決めて鼠径部に唇を這わせ始めた。
    「いや、そんなところ舐めないでっ」
     怯んで口唇愛撫を止めようとすると、後門に挿入されたローターが蠢き始める。
    「ふふふ、勝手に止めるってことは、お尻の穴も刺激してほしいのかな?」
     井口がからかいながら紗菜の乳首をひねり回す。
    「止めてください」
    「乳首コロコロされるのが大好きなんだろう? 膝を擦り合わせちゃったりして」
     先ほどローターの振動に晒され、軽い絶頂感をもたらされた肉芽が疼いているのが自分でも分かる。すると、生臭さが鼻を衝いた。紗菜は思わず顔を背けた。
    「いや、そこいじめないで」
     もう一人のマスク男が美奈の乳首にプラスチックの筒のような物を取り付けている。長さ5センチほどの筒の先のダイヤルを回すと、美奈は喘ぎ声を高くした。
    「これは乳首吸引器ってやつでな、元々は陥没乳首を改善するための物だったらしい。このダイヤルを回すと、乳首がチュウチュウ吸われたような感覚になるんだ」
    「そんなことしないでえ」
     今度は紗菜が悲鳴を上げた。ダイヤルが回され、美奈の喘ぎ声を搾り取られている間、紗菜の頭を押さえていた男が彼女の乳首を思いっ切り吸い上げている。唇で吸引され長く伸びた乳首を吸いしゃぶった後、乳首の根元に軽く前歯を当ててから唇を離す。井口がもう片方の乳首を同じように吸い立てる。紗菜が顔を振ってその刺激に耐えていると、美奈の股間から発する臭いがどんどん濃くなっていく。淫臭に煽られたか、紗菜は鼠径部に再び唇を当て、その周辺にキスをした。
    「ああんっ、エッチ……恥ずかしいっ」
    「あんな刺激じゃ逝けないって文句タラタラだった口が何を言いやがる」
    「チ×ポ舐めるのと同じくらい、オマ×コ舐められるのも好きなくせしやがって」
     マスク男たちは乳首吸引器をあてがわれた大きめの乳房を揉んだり、吸引器を指先で弾いたりした。それによって乳首が感じるのか、美奈の喘ぎ声がボリュームを増す。紗菜は充血して明らかに膨れ上がった肉芽に、つぼめた唇をそっと押し当ててみた。
    「あああはんっ」
     吊られた身体を美奈は仰け反らせた。爪先はすっかり丸まっている。吐き出される花蜜はさらに濃厚さを増し、紗菜の口から顎にかけて滴ってくる。紗菜は舌で湿らせた唇で肉芽を挟む。挟んだそれの先端を舌でこね回しながら、思い切り吸い立てた。
    「ダメえっ、それイヤあっ」
    「この女がこう言うのは、気持ちよくてたまらないときなんだぜ」
     男の言葉に背中を押された気分になった紗菜は、肉芽を吸い立てながら顔を上下に小刻みに揺らしてみた。
    「も、もう許してっ」
     美奈の腰が小さく揺れ始めた。紗菜は肉芽を上下の前歯で軽く挟んだ。
    「あんっ、もう……」
     美奈の身体が一瞬硬直した。軽く絶頂に達したに違いない。だが、ここで許してやるのは面白くないという気がした。紗菜は秘裂を覆った花蜜を舐め取りつつ、一つのアイディアを思い付いた。鼻を美奈の肉芽に押し付け、舌を秘裂の中に潜り込ませたのだ。
    「ああ、そんなっ。ズルいぃ、イヤらしいっ」
    「なかなかノリノリじゃないか。早くも女の子を責める愉しみを覚えたか?」
     井口が楽しそうに紗菜の乳首を愛撫しつつ、股間にも指を這わせた。
    「ん……。ぐふっ」
     紗菜は腰を蠢かせている。
    「ほら、クンニもサボるんじゃない」
     井口は紗菜の頭を押さえ付けつつ、ショーツの中に指を潜らせた。体内に指が押し入ってくる感覚に、紗菜は身悶えた。
    「ふふふ、もう締め付けてくるじゃないか」
     美奈の肉芽を愛撫し、秘裂にも舌を出し入れしながら、自らも指で体内を掻き回され、肉芽を巧みに指弄されている。責められる感覚は通常の倍以上に感じられる。
    「あ、ダメ、またっ……」
     美奈が再度身体を硬直させ、腹部をプルプル震わせている。一方で、井口の指は紗菜の弱点であるGスポットを的確に衝いてくる。
    「イヤっ、それダメえ、許してっ」
     紗菜も腰を大きく揺らしながら、身体が自然に硬直していった。背筋を鋭い箭のような感覚が走り抜ける。
    「女のオマ×コ舐めながら逝っちまったんじゃないだろうな、まさか?」
     井口の揶揄の声は遠くで発せられているように感じた。

    「提案」シリーズ過去作品は以下↓

    http://ropeandcabbageroll.blog.2nt.com/blog-entry-107.html

    http://ropeandcabbageroll.blog.2nt.com/blog-entry-108.html

    http://ropeandcabbageroll.blog.2nt.com/blog-entry-109.html

    http://ropeandcabbageroll.blog.2nt.com/blog-entry-110.html
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