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    「検査」(「連行」③)

    「逮捕だなんて……。こんな格好にして、あたしがどんな悪いことをしたっていうんですか?」
    「公務執行妨害罪で現行犯逮捕されたのを忘れたのか? お前が振り回したバッグに当たったせいで、おれはお前を連行するのを邪魔されたばかりか、手に怪我をしたんだ」
    「そんな……。第一、何であたしを連行しようとしたんですか?」
    「その前に公務執行妨害罪での取り調べをしなきゃならないのよ。まずは送検するまでの24時間、みっちり尋問するからね」
     赤川が奈々美の頬を軽く数回張る。
    「大体、逮捕するのにこんなところに連れてくるなんておかしいでしょ。ホントに警察なんですか、ここ? 手続きなんか無視してますよね?」
     奈々美が縛られて吊られた上半身を左右にくねらせながら叫んだ。涙の浮かんだ目で赤川を睨み付けている。
    「手続きといえば、大事なことを忘れていましたね」
     原が頬を緩めながら割って入った。
    「何? 人定か?」
    「この女の身分証明書は、とっくに確認を済ませていますよ」
     いつの間にかバッグの中身を改められていたらしい。
    「身体検査ですね?」
     赤川が奈々美の顎をつまんで顔を前に向けさせながら答えた。
    「その通りです。本来なら、被疑者を縛り上げる前にしなければいけなかったんですがね」
    「面倒だけど、一度縄を解きます?」
     赤川の問いを無視するかのように、木内は奈々美の耳たぶを摘まんだ。小ぶりのイヤリングが揺れる。
    「何をするんですか?」
     奈々美の抗議を意に介さず、木内は手を耳から顎、首に移動させていった。
    「縛ったままでも、ボディチェックを入念にすればいいんだよ。おかしなものを隠していないかどうかを確かめるのが、身体検査の目的だからね」
    「手分けして身体検査ですね」
     4本の手、20本の指が奈々美の身体を這い回る。背後の木内は奈々美の首筋を触りながらわき腹を擽り始め、やがてDカップはありそうな乳房をブラウスの上から撫で回す。足元にしゃがんだ赤川は、ストッキングの上から綺麗に伸びた脚の先から太ももにかけて触手を伸ばしてくる。その様子を原がビデオカメラに収めていく。
    「止めてっ、触んないでっ。これが本当に取り調べなんですか?」
    「ふふふ、暴れない方が、調べは早く済むぞ」
     木内は奈々美の白いブラウスの合わせ目に手を掛けた。
    「や、止めてっ」
    「この見事なおっぱいの谷間に、何か違法薬物でも隠しているかもしれないからな」
    「木内さん、ここは二人で入念に検査した方がいいですよ」
     赤川が一緒になってブラウスのボタンを外している間、原は言った。
    「そうですね。おや、なかなか色っぽい下着を着けてる。暢気にデートでもするつもりだったのかしら?」
     ほとんど白に近い薄紫色のブラジャーが顔をのぞかせた。さり気なくあしらわれたレースがほのかな色気を醸し出す。同色のキャミソールを引き剥きながら、赤川は揶揄した。
    「何か変な物を隠してないわよね?」
    「そんなことしません。イヤあっ!」
     背後にいる木内がブラジャーのカップを下にずらす。
    「ブラジャーの中に隠している物はないようね。でも、なあに、この乳首」
     赤川が桃色の乳首を指先で弾いた。既に充血して屹立している。
    「痛いっ」
    「こんなにピンピンに尖らして。取り調べられてるのに、恥ずかしくないの?」
     赤川は乳首を捻り上げる。奈々美の悲鳴が部屋中に響く。
    「まあまあ、暴力は止めたまえ、赤川君」
     赤川と交代して木内は白く形の良い乳房をやわやわと揉み上げる。乳首の周囲を指先で擽り、硬く尖った先端を掌で時折軽く擦る。
    「ああ、止めてえ……。こんなのが取り調べなんですか? 酷い……」
    「取り調べの前の身体検査ですよ。ほら」
    「きゃあっ!」
     スカートが奈々美の腰から滑り降りた。いつの間にか木内がホックを外していたらしい。ストッキングとショーツの間に背後から手を差し入れられた。
    「何をするのっ」
    「女が物を隠す場所はもう一箇所あるからねえ」
     指がショーツ越しに秘裂をなぞってくる。腰を悶えさせていると、赤川が乳首を揉み立ててくる。先ほど弾かれたときとは打って変わった優しげな手つきだ。充血した敏感な乳首と秘裂には確実に快美感が送り込まれてくる。
    「そこ、イヤっ」
    「そこってどこのことかな?」
    「もう濡らしてるんでしょ、この被疑者は。臭いで分かるし」
     下着越しとはいえ、巧みな指先で肉芽を撫で回されては堪らない。悲鳴に喘ぎ声が混じりそうになり、息が荒くなるのを止められない。
    「なあに、どこを検査されると、そんな声が出るのかしら?」
     木内の指が退く代わり、赤川がショーツの中に指を潜り込ませてきた。
    「ダメっ、そんなとこ許してっ」
    「もうヌルヌルよ。ローションよりネバネバしてる」
    「ああんっ!」
    「すんなり入っていくぞ」
     赤川の指が肉芽を転がし、木内の指が肉壺をかき分けるように侵入してくる。
    「何かを隠しているのかな? 正直に申告した方がいいぞ」
    「そんな隠し事なんか……。そこダメっ!」
    「随分弱点が多いのね。でも、イヤとかダメとか言いながら、声が吐息混じりだわよ」
    「こっちも指に絡み付いてくるぜ。でも、さすがにここには何も隠してなさそうだな」
     木内と赤川は同時に責めを止めると、それぞれの中指を奈々美の眼前に突き付けた。
    「いくら隠してる物はなくても、この濡らし方はいただけないわね」
    「そうだ、自分は逮捕されたってことを忘れてるようだな」
     二人に言葉で嬲られても、奈々美は唇を噛み締めながら首を振るだけだった。涙が目尻から零れ落ちないようにするのが精一杯だ。
    「しかし、そこに何も隠していなかった証拠が要りますな」
     それまで奈々美の様子を撮影していた原が口を挟んだ。
    「それもそうね」
     赤川はストッキングごと、ショーツを下ろした。奈々美の悲鳴をよそに、パンプスも脱がせると、ストッキングを両脚から抜いた。奈々美の鼻先にショーツを差し出す。
    「なあに、これ? 薄紫が何で濃い紫になってるの?」
     ショーツのクロッチには染みが広がっている。奈々美が頬を染めながら、突き付けられた物から顔を背けると、背後から左脚を抱え込まれた。
    「恥ずかしい、イヤっ!」
    「ほら、原君、早く撮りたまえ」
     奈々美は左脚を高く上げた格好にされている。露わになった秘裂を赤川が広げ、中身を晒している。
    「ほほぉ、ここには何も隠していないのかな。しかし、白くなったヌルヌルに覆われてるから、中が見えませんねえ」
     原の指が奈々美の肉壺に差し込まれた。それを抜き差ししながら、ハンディカメラでその部分を撮影している。
    「変態! こんなところ撮る必要があるんですか?」
    「何も隠していないって証拠にはなるんだよ」
     背後から奈々美の乳房を揉み立てつつ、木内が嗤った。赤川は露わになった肉芽を指先で転がしてくる。
    「ああ、もうイヤっ!」
     奈々美の腰が震えた。すると、一気に責めの手は遠のいた。
    「なあに、どうしたの? 腰をプルプルさせちゃって」
     嘲るような赤川の言葉に、何も言い返せないまま、奈々美は泣き濡れた瞳を逸らした。
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