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    「実験Ⅲ」

     足の指の一本一本に石けんの泡を塗りたくる。足からくるぶし、膝と泡を広げていく。今日は1カ月ぶりの逢瀬だけに、事に及ぶ前に丁寧に身を清めるのが、相手に対する礼儀というものだ。全身を清め終わると、浴槽に身を沈め、クリスマスの装いが始まった街を思い浮かべながら、鼻歌を口ずさむ。

     おれが入浴を切り上げるのを、彼女はどんな表情をして待ち望んでいるだろうか。下半身に下着1枚だけをまとった姿で、逆海老縛りを施してベッドにうつぶせに転がしてきた。最も敏感な肉芽には、セイノール(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1284540777&owner_id=24598591)を塗り込めておいた。単に縛って放置するだけでは気の毒だから。

     風呂から上がってベッドに目をやると、彼女は逆海老縛りにされた身体を尺取り虫のようにもぞもぞ動かしていた。薬剤を塗り込められた部分のうずきを鎮めるため、股間をベッドにこすり付けているのかも知れない。

     「いやあ、良い湯だったぜ。思わず長風呂しちまったよ。良い子で待ってたかな?」
     「わざとゆっくり入ってたんでしょう…」

     彼女は首におれの方に向けながら、切なげな目付きでにらんできた。その間にも、腰のうごめきを止められないようだ。

     「だから、その間退屈しないように、ク×に細工していったんじゃないか。どうだ、セイノールのご感想は?」
     「下半身がうずいて仕方ないの」
     「ビンビンに効いてくる感じか?」
     「ク×からぞわぞわした感覚が身体中に広がってく…。ああ、もう、お願いっ」

     風呂から上がったときよりも、彼女の腰の動きは激しくなり、全身がヒクヒクと震えている。声の調子も明らかに濡れが広がっている。呼吸もピッチを速めていた。

     「クスリの感覚をそんなに的確に言えるってことは、まだ余裕があるんだろ?」

     おれはベッドに上がってベッドに仰向けになり、彼女を後ろ抱きにすると、耳たぶを噛み、耳の穴に舌を差し込んだ。

     「いやぁっ!あぁああ…」
     「こんなんで泣きを入れるのかぁ?」
     「だって、もう身体が痺れちゃってるんだもんっ」

     おれは彼女の唇を奪い、片手で脇腹をくすぐりつつ、胸をやわやわと揉み立てた。口を塞がれたせいか、鼻から漏れる息は勢いが強まっていた。おれの股間には彼女の尻が押し付けられるのが感じられる。後ろ手に固定された右手に怒張を触らせてみると、彼女の指は手にしたものを握りしめ、上下にこすり始める。両乳首をそれぞれの親指と人差し指、中指で摘み、キュッと絞ると同時に、おれの怒張を手に力がこもる。

     「お、逆襲か。なら、おれも負けないぜ」

     おれは彼女の下着の中に、尻の方から手を差し込む。そこは既に、熱く普段より粘度を増したものがほとばしり、おれの指に絡みついてくる。

     「んん…。ダメ、もう…」
     「どっちが先に相手を逝かせるか、競争しようぜ。きみが先に達したら鞭打ち10回の刑だ」
     「そ、そんなの、あたしの負けに決まってるじゃない!」
     「なら、ハンデをやるよ」

     宝玉を指先で軽く押し続けたり、人差し指と中指の間に挟んで充血させながらしごき立てたりして、気紛れに弄ぶ。乳×への愛撫と相まってか、彼女はまるで楽器のように、おれの指の動きに呼応して音色を奏で、身体はのけぞり、小さく震える。指に強めのバイブレーションを加えると、彼女は「も、もう逝きそう」と叫び、早くもそのときを迎えようとする。怒張への愛撫は既に放棄してしまっている。だが、おれは濡れそぼった部分から一気に手を引いた。

     「ど、どうして止めるの?」
     「これがさっき言っていたハンデだよ。おれが逝くまで何度でも寸止めしてやるから、この勝負はきみが勝つんだ」
     「あぁ、鞭でも蝋燭でもお仕置き受けるから…」
     「負けても良いから、もう埒を開けて欲しいのか?」

     彼女は口に出して答える代わり、真っ赤にした顔を何度も頷かせた。おれは乳首に思いっきりしゃぶり付きながら、指弄を再開した。先ほどより激しく、されど繊細に。
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