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    「服従」(「疑い」⑦)

    「ほら、ちゃんとレンズを見るんだよ」
     身体を起こされた美緒は、柳生に後頭部を掴まれた。しゃがみ込んだ伊丹はハンディカメラを構えている。蝋涙が剥げ落ちた乳首を、友佳里が啄んでいる。
    「さ、さっき教えた言葉を言いなさい」
     伊丹が促した。伊丹が優しく肉芽を手指で刺激し始めた。甘い刺激に絆されたのか、美緒はレンズに目を向けながら口を開いた。
    「わたくし、水谷美緒は九月〇日、池袋のアルバイト先のダイニングバーで、井口友佳里さんと一緒にお客様のカバンから十万円を盗みました。そのお金は、自分のバッグに隠していました。本当に申し訳ありません……。盗んだお金は弁償致しましたので、寛大な処分をお願いします」
     ところどころつっかえながらも、教えられた言葉を言い終えた美緒の大きな双眸から、涙が幾筋も伝い落ちた。切れ長の目を涙で溢れさせながら、その顔を見つめる友佳里も、同じような言葉をハンディカメラに向けて言わされたばかりだ。二人とも心身を陵辱され、男どもの言いなりになっている。
    「では、お二人の縄を解きましょう。柳生さん、手伝ってください」
     二人の女がホッとしたような表情を浮かべると、柳生が伊丹に尋ねた。
    「こいつら、この後はどうしますか?」
    「このまま署に連行して、正式に逮捕手続きを取ります。今度は両手錠を嵌められますよ。逮捕の後は身柄を検察庁に送検されます。両手錠に腰縄を打たれて家畜のように繋がれながらね」
     カチカチと物同士がぶつかり合う音がする。美緒が震えながら歯を鳴らしているのだ。
    「そ、それだけは許してください……。何でもします。どうか……」
     美緒は涙声で訴えながら、頭を下げた。あぐらに縛りで折り畳まれた格好は、土下座しているようにも見える。
    「あたしたちをお許しください。美緒ちゃんと一緒に償いをしますから」
     隣で友佳里も正座し、床に擦り付けんばかりに頭を下げた。二人を高手小手に縛り上げた縄目は端正に揃っているのが、物悲しさを醸し出す。
    「美緒さんはこうおっしゃってますが、オーナーとしてのご意向はいかがです、柳生さん?」
    「二人とも反省しているようだし、このまま目を瞑ってもいいですよ、伊丹さん。ただし、条件があるぜ」
     二人の方に向き直った柳生に視線が注がれる。
    「これから、おれたちの言うことには絶対服従だ。分かったか?」
    「……はい……」
     友佳里が小さく返事をした。美緒の返事はほとんど聞こえなかった。
    「まだ美緒は分かってねえようだな」
     柳生は美緒の身体を横倒しにした。あぐら縛りのまま、右半身を下にした格好で床に転がった。
    「さっき自供したでしょう? その様子も録画されているのに、往生際が悪いですねえ。やはり逮捕しますか?」
    「そうですね、この女には刑務所に行ってもらいましょう。お前の将来は終わりだぞ、美緒。金もお前のバッグから出てきたんだからな。お前だけじゃなくて家族も今いるところに住めなくなったり、仕事を首になったりするぜ」
    「口惜しい……」
     濡れ衣を着せられ、尋問というよりはSMプレイ紛いの淫らな拷問に屈しただけでなく、卑劣漢二人に従わざるを得ないのだ。納得が行かないのは当然だろう。
    「美緒ちゃん、あたしのこと恨んでるかもしれないけど、もうどうしようもないのよ。警察に行かなくて済むだけでも、ね?」
     友佳里に語り掛けられても、恨めしげな目付きをするだけだ。
    「なら、これを突っ込んでやりましょう」
     伊丹はアタッシュケースから大きめのディルドを取り出し、電マの先端部分にはめ込んだ。
    「アタッチメントってやつですよ」
     ブーンという音とともに、ディルドが震え始めた。電マの振動が男根状のアタッチメントの刺激を増す。それを柳生に手渡すと、自らは友佳里の背後に座り、大きな乳房を揉み出した。
    「あなたもあれで責めてほしいかな?」
     耳元で囁かれた友佳里は首を左右に振る。だが、口から漏れる甘やかな声は、伊丹の問いを否定するジェスチャーを裏切っている。柳生は横倒しになった美緒の股間にアタッチメントを挿入した。
    「ああ、イヤっ」
     今まで加えられた責めとは比べものにならない刺激の強さに、美緒は悶絶するしかなかった。ディルドは体奥を責める一方、その根本から枝分かれした部分は肉芽を蹂躙する。
    「やんっ、もう逝くのイヤあっ」
    「何贅沢言ってるんだ? 普通なら警察でガンガン責められてるんだぞ、お前みたいな犯罪者は」
     伊丹も堪らなくなったのか、腰の上で縛られた友佳里の手にズボンの前をさすらせている。友佳里は不自由な右手で伊丹の股間を刺激する。伊丹がズボンのファスナーを下ろし始めると、トランクスをまさぐって器用に逸物を取り出し、指先でその先端を愛撫する。
    「お前の悶え方がエロいから、伊丹さんも興奮してきてるぞ」
    「たまんないっ」
     美緒が悶えを大きくする。それにつられたのか、友佳里は遂に伊丹の股間に顔を埋めだした。柳生は電マから手を離した。美緒の股間はアタッチメントを咥え込んだままだ。
    「ふふふ、すっかりオマ×コ締まってんだな」
     柳生が電マをまた掴むと、美緒の体奥をひと突きした。
    「あん、もう逝かせないでっ」
    「もう二度と逆らうんじゃねえぞ、分かったか?」
    「分かりましたっ。もうそれ外してえ。死んじゃう……」
    「逝きすぎて死んだオンナはいないぜ」
     美緒の腰が大きく跳ねた。口からは荒い吐息を漏らしているかと思うと、歯を食いしばって顔を仰け反らせた。
    「逝くって言葉も出ないくらい気持ちいいんですね、美緒さん。友佳里さんは、もう少し自然な快感を味わいたくありませんか?」
     自らの屹立に舌を這わせる友佳里の股間に指を遊ばせながら、伊丹は囁いた。
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