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    「九尾」(「主演」②)

    「パンツ脱がされたままじゃ恥ずかしいだろ? 穿かせてやるぜ」
     高尾は責め道具一式を入れたカバンから黒革のショーツを取り出してきた。クロッチの部分に袋のようなものが付いている。
    「うぅむぅ、ひあっ(そんなの穿かされるのイヤっ……)」
     男にショーツを穿かされるなど、羞恥の極みだ。だが、それを訴える叫びは厳重に噛まされた猿轡に阻まれる。背中に結ばれた縄が天井に張り巡らされた梁に繋がれ、立ち吊りの格好となった由梨恵の足首を掴み、足元にしゃがみ込んだ高尾がショーツを無理矢理穿かせた。それが膝の上まで引き上げられたところで、卑しい笑いを浮かべながら高尾が由梨恵を見上げた。
    「ほら、こうしててやるから大人しくしろ」
     いつの間にか手に握ったバイブの先端で、由梨恵の秘裂を上下になぞり始めた。
    「ふん、うふんぅ……ぐっ」
    「簡単に入るぜ、またオマ×コ濡らしてるからな」
     バイブが体内に押し入ってくる。それを反射的に喰い締めてしまい、さらに熱いものが溢れ出す。バイブのスイッチが入れられ、回転が始まる。秘肉をバイブで抉られ、枝の部分で肉芽を弄られる。由梨恵が悶え始める間もなく、ショーツが腰に穿かされる。
    「ふふふ、こうするとバイブを入れたままにできるんだぜ、嬉しいだろう?」
     高尾はショーツの底にできた袋にバイブの根元部分をはめ込んだ。わざわざ皮ショーツを穿かせたのは、バイブを固定するためだったのだ。
     腰にも縄を巻き付け、天井の梁に結び付けられると、由梨恵は立ったまま腰を後ろに突き出したような姿勢を強いられた。バイブの回転は不規則に強さや方向が変わり、由梨恵の性感を翻弄してくる。快楽に溺れようと思ったが、それは許されなかった。
    「ひぎっ!」
     由梨恵のよく張った尻で破裂音が弾けた。高尾は嬉々とした表情でバラ鞭を振るっているのだ。鞭が数回続けて炸裂する。由梨恵は痛撃を避けようと片脚を交互に鶴のように曲げるが、高手小手縛りのまま吊された身では、防御するにも限界がある。痛覚だけでなく、ランダムな動きをするバイブが背筋を貫くような快感を送り込んでくる。何度も尻を撃たれるたびに、由梨恵は感覚と感情をいいように揺さぶられる。太腿をバイブで撹拌された熱い滴が伝い落ちる。奴隷以下の扱いを受けながら感じてしまっていることを、由梨恵は恥じた。
    「どうだ? 鞭もお気に召したようだな」
     いったん鞭打ちを止めた高尾もバスローブの袖で額を拭っている。カップを引き下げられて露出した乳房の頂で、」充血して尖った乳首を指先で軽く揉まれる。それだけで、由梨恵は吊られた上半身を悶えさせずにはいられなかった。
    「こんなに乳首コリコリさせちゃって。お仕置きだな」
     バスローブのポケットから取り出され、目の前に突き付けられたのは木製の洗濯ばさみだった。
    「ひがっ、はへへっ(イヤっ、止めてっ)」
     由梨恵は涙を浮かべて顔を左右に振りながら哀願したが、高尾は微笑みを浮かべたままだ。乳首に鋭い痛みが走る。根元を洗濯ばさみで挟まれたのだ。
    「意外に気持ちいいらしいぜ」
     もう片方の根元にも洗濯ばさみを噛ませながら、高尾は嗤った。絞り出された乳首の先端に高尾の舌先が踊る。
    「う、うぅん……」
    「気持ちいいんだろう?」
     口惜しいがその通りだった。洗濯ばさみで根元を挟まれて感覚が鋭敏になった分、愛撫への反応も激しくなっているのだ。同時にバイブが小刻みに抽送される。交互に乳首を舐めしゃぶられ、回転するバイブを抜き差しされ、由梨恵は腰を大きくうねらせた。猿轡を噛まされた顔が仰け反った。
    「鞭打たれた後、乳首挟まれたまま逝っちまおうなんて、虫がよすぎるぜ」
     絶頂寸前で愛撫を中止した高尾は、恨めしげな由梨恵の目を覗き込むと、鞭を一閃させた。
    「いいっ!」
     縄に上下を絞り出された乳房が痛みに襲われる。
    「あれ? 落ちないか。もう一回だな」
     バラ鞭の先端が乳房を薙ぎ払った。今まで以上の痛覚に襲われると、片方の乳首を挟んでいた洗濯ばさみが飛んだ。
    「もう一個の洗濯ばさみも落としてやるぜ」
     怯えに満ちた由梨恵の目を見返しながら、高尾はバラ鞭の先端を数回乳房に這わせた。乳房の性感が掘り起こされ、秘裂で暴れ回るバイブの動きが殊更に意識される。どうやら、先ほどからバイブの回転数が上げられていたようだ。由梨恵は思わず両脚を閉じ、太腿でバイブを挟み込んだ。振動と回転が余計に体奥に響く。再び鞭が炸裂した。また洗濯ばさみが飛び去った。
    「あぐっ! ひぐぐっ……」
     由梨恵は仰け反ったまま、全身を硬直させた。やがて総身が小刻みに震え、吊り縄に預けた上半身を折った。足元が生暖かく感じられる。由梨恵はまだ顔を下に向けたまま、肩で大きく息をしている。髪の毛が掴まれ、顔を上げさせられると、猿轡を解かれた。
    「鞭で打たれて逝っちまったんだな?」
    「はい……」
     高尾の顔を見ることはできなかった。
    「このスケベ女め、ションベンまで漏らしやがって」
    「恥ずかしいですっ……」
     髪を掴まれたままでは顔を背けるにも限界があった。
    「この様子もしっかり録画してるからな。縛られて鞭打ちで逝かされて、失禁してる姿をな。動画サイトにアップしてやろうか?」
     洗濯ばさみの外れた乳首がまた愛撫される。そのむず痒い感覚と羞恥心がない交ぜとなり、由梨恵は荒い息を吐きながら顔を紅潮させるしかなかった。
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