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     後ろ手に縛られたまま、横座りの姿勢でアイマスクで目隠しされた顔を俯ける美也。自分の住むワンルームマンションでの責めを受け入れる決意を固めたようだ。顔を上げられないのは、通勤着のブラウスと地味な紺色のタイトスカート姿で縄を掛けられた恥ずかしさに加え、上気して赤く染めた白い頬を隠したかったせいかも知れない。高手小手に拘束された上半身をわずかに揺らし、呼吸が荒くなるのを懸命にこらえている。
     おれは美也の背後にいざり寄り、ひざ頭や内ももを撫で回しつつ、彼女の左耳に唇を這わせた。美也の身体は水から引き上げられた鮎のように小さく跳ね、俯いた顔が斜め上を向く。耳たぶを噛み、耳の穴に舌を差し入れながら、右手の指では右耳の内側をなぞる。
    「いやぁ、何かピチャピチャ言ってる」
     美也は早くも膝をバタつかせる。唇をつぼめて耳の奥に息を吹きかけてみると、喘ぎながら顔を振り立てる。これだけでも相当感じているのだろうか。
    「もっとピチャピチャした音が聞きたいか」
     おれはわざと口の中に唾を溜めながら、彼女の左耳を舐め回す。ブチュッと音を立てて耳たぶを吸い、甘噛みする。
    「ああん、鼓膜に響くぅ」
    「こういう音、嫌いじゃないくせに」
     左耳を口で責めつつ、右耳の穴には小指を突っ込み、上下に小刻みに動かしてみる。もう一方の手指は、ブラウスの上から乳首の周りを焦らすように這わせる。
    「ああああ、ダメぇ、それされるとおかしくなっちゃう!」
     美也は一段と大きな声を張り上げた。おれは手の動きを続けたまま、彼女の過剰反応をからかった。腰のあたりをもじつかせているのは、身体の中心が潤い始めているせいだろうか。
    「まだ夜の9時だぜ。隣の住人が怒鳴り込んでくるぞ」
    「だって…」
    「おっぱいの周りをいじられただけで、そんなにいいのか」
     と言いつつ、ブラウスの上から乳首を摘む。
    「あんっ、違うの…。胸も気持ちいいけど、耳が…」
     後は言葉にならないのか、当初こらえていた喘ぎ声が余計に開けっぴろげになる。
    「耳がどうした?」
    「耳に指入れられて動かされると、アソコに指を抜き差しされてるように感じるの」
     おれは美也の両耳に小指を入れ、素早く激しい前後運動をさせた。
    「両方の耳でこうされると、どうだ?」
    「あああ、もう欲しくなっちゃうっ。そんなに激しくしないでえ」
    「何が欲しいんだ?」
    「クリいじって…。アソコにも指入れてぇっ!」
     あいにく、プレイの序盤戦で、そんな要望は受け入れられない。だが、ギアをもう一段入れても良いだろう。おれは先っぽをバサバサにほぐした筆と、ピンクローターを取り出した。ローターのスイッチを入れ、ハチの鳴き声のような振動音が美也の部屋に響くと、彼女は音のする方に顔を向けた。目隠しに覆われていても、美也の表情が物欲しげなものに変化しているのが分かる。さて、どこから責めてやろうか。
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