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    「ああん、たまんない…」
     涼子ははばかりもなく喘ぎ声を高くした。高手小手に縛られたまま、床に頭を付けて尻を突き立てた格好だ。藤村はそんな彼女の乳首にローターを押し当てつつ、バイブの枝部分の振動で肉芽を刺激していた。涼子はスレンダーな全身にうっすらと汗を浮かべながら、眼を細めて眉根を寄せた顔をこちらに向けている。20代半ばにして初めて絶頂を知った身体は、既に意思による制御が聞かなくなっているのだ。
    「涼子はなかなか良い反応をするだろ。佳恵さんはどうかな?」
     吉井が耳元に息を吹きかけながら尋ねた。佳恵はそれから逃れるようにそっぽを向く。だが、胡座縛りにされたやや肉付きのよい身体は、抱きすくめる吉井の腕の中で身悶えるばかりだ。背中で重ね合わされた手に、吉井の熱くたぎったものが当たるのが恥ずかしく感じられる。いや、正確に言えばズボンに包まれた吉井の怒張だ。自らは全裸に剥かれて縛り上げられているのに、吉井は服を着たままだった。麻縄以外一糸まとわぬ姿の涼子をバイブ責めしている藤村も同様だった。
    「ほら、顔をそらさないで。自分の男が他人の女を責めているところを、ちゃんと見るんだ」
     吉井は佳恵の髪を掴んで顔を正面に向けさせた。藤村は肉芽への責めを止め、バイブを涼子に挿入しようとしている。涼子は腰をうごめかせつつ、それを従順に受け入れていた。吉井もいつの間にか取り出したローターで佳恵の乳首を嬲り始めた。もう一方の手に持ったロングローターを、佳恵の内股から毛叢のあたりに這わせている。佳恵はそれだけで全身を震わせ、あごを突き上げた。背中まで伸びたまっすぐな髪が吉井の胸周辺をくすぐってくる。
    「涼子はまだ小娘だから、いつもストレートに責めてるけど、佳恵さんはじっくりいじめた方がよさそうだな」
     吉井はまた耳元で囁いた。30代前半で何人かの男に調教された経験のある佳恵は、確かに成熟した性感の持ち主だった。だが、藤村との逢瀬では、縛られるとすぐにバイブや電マで性急に責められるばかりで、少々物足りなさを感じていたことも否めない。だから、今回の4Pの申し出をすんなり受け入れたのかも知れない。
     ネット上で意気投合した藤村と吉井が、プレイの話で盛り上がるうち、お互いのプレイ相手の交換しようと合意した。涼子はだけは渋ったものの、半ば強引に連れてこられたホテルの部屋で4人で呑んでいるうち、未体験の4Pへの好奇心が次第に不安をかき消してしまったのだ。
    「ああ、乳首だけじゃ嫌…」
     佳恵は身を揉みながら吉井に訴えた。吉井は相変わらず乳首を刺激しつつ、股間へは薄皮を剥ぐような焦れったい愛撫しか与えてくれない。一方で、目の前で責められている涼子は、藤村の激しいバイブの抜き差しに翻弄され、不自由な上半身を振り立てながら盛大な喘ぎ声を撒き散らしている。四つん這いの格好を保つのも辛いのか、膝立ちになって自ら腰を振りながら絶頂にあと一歩の所まで追い詰められていた。
    「もう逝きそうか」
    「ああ、もうダメ…」
     涼子は自分の言葉に刺激され、ますます悩乱の度を深めているようだ。吉井は他人に責められる愛奴の姿に新鮮さを感じていた。同時に、他人の奴隷を好きなようにいたぶる愉しみに興奮を強めていた。
     そんな涼子の様子にますます煽られた佳恵は、乳首への振動が子宮にも波及したため、知らず知らずのうちに誘い水を絶えず漏らしていた。しかし、吉井は周囲だけをロングローターで脅かしつつも、誘いには乗ってこようとしない。
    「どうした、おれのモノを愛しげに触ったりして」
     佳恵は自身の手が吉井の股間をまさぐっていたことに気付き、思わず顔を紅潮させた。だが、吉井が乳首にあてがったローターの振動を強めると、子宮がさらに引きつれるのを止められなかった。
    「も、もう…」
    「もう止めてほしいのか」
     吉井は佳恵の身体からローターを離した。
    「止めないでっ。クリちゃんも…オマ×コもいじめて」
    「クリちゃん、どうされるのが一番好き?」
    「舐められるのがいい…」
    「はしたないねえ、佳恵さんって」
     吉井が嗤うのに一抹の恥ずかしさを感じたものの、性感を目一杯膨張させられた佳恵は、すぐに羞恥心を忘れて刺激を貪ろうとしていた。ちょうどそのとき、「逝くっ。逝っちゃう!」と叫んで涼子が絶頂に達した。

    「涼子さんは激しい反応をしますね。吉井さんの仕込みがよろしいようで」
    「いやいや、藤村さんのテクニックが素晴らしいからですよ」
     男たちは笑い合った。バイブでアクメに達した涼子は床に俯せとなったまま、いまだに肩で息をしている。涼子の痴態を一部始終見させられた佳恵は、視覚と聴覚、触覚による刺激で胡座縛りの裸身を悶えさせている。
    「自分も早く逝かせて欲しいって顔に書いてあるぞ、佳恵」
     藤村が近寄ってきて佳恵の乳首を摘む。悲鳴を上げる間もなく、吉井が片方の乳首を指先で転がすように愛撫し始める。
    「さっき聞いたんですがね、佳恵さんはバイブよりクンニがお好きだそうですね」
    「そうなんですよ。わたしはついついバイブばかり使ってしまうんですが。吉井さん、舐めてやってくれますか」
    「いや、わたしがするより、涼子にやらせた方が面白いんじゃないですか」
    「ほう。それは一興ですね」
     女たちから同時に悲鳴が上がった。
    「嫌がったところで、胡座に縛られてたんじゃ、抵抗できないぞ。ほら」
     藤村が佳恵の身体を仰向けに倒すと、彼女のむき出しとなった秘部が間接照明に晒される。脚で恥ずかしい部分を隠そうとするが、足首を交差した形で縛られているため、足掻きは空しいばかりだ。
     吉井は「いつまでも伸びてるんじゃない」と叱咤しながら涼子を引き起こして佳恵のもとに連行し、秘部に顔を近付けさせようとしていた。
    「いやっ。女の子に舐められるなんて、恥ずかしい」
    「若い娘にナメナメしてもらえる機会なんか滅多にないぞ。ありがたくお受けしろよ」
    「涼子は若い割にフェラが上手いんだ。だからきっと、オマンコも巧みに舐めてくれるよ。恥ずかしさなんか忘れるくらいにね」
     涼子は覚悟を決めたのか、佳恵の鼠蹊部への口づけを始めた。佳恵の口から「ひぃっ」と苦鳴が漏れても、ひるんだ様子もなく口唇愛撫を続けようとする。初めて間近に見る女性の秘部の発する匂いや感触も、同性を責める興奮を前にすると、大して気にならなかった。
    「そうだ、最初は周りから責めてやれ」
     素直に佳恵への愛撫を続ける涼子に気をよくした吉井は、藤村と意味ありげな視線を交わすと、二人で同時に勃起しきった佳恵の乳首にしゃぶりついた。
    「あたし一人で嬲り者にされるなんてっ。藤村さんも吉井さんも大っ嫌い!あはっ…ひひっ」
    「そうか、オマンコを舐めてくれる涼子は好きなんだな」
     藤村は吉井と顔を見合わせて笑うと、乳首舐めを再開した。両乳首に二枚の舌が絡みつく感触に、佳恵は全身を震わせた。藤村は音を立てて激しく蕾を吸いたてながら舌で転がしてくる一方、吉井は蕾の周りにチロチロと舌を這わせ、時折前歯で甘噛みする。そして涼子は、佳恵の最も敏感な突起に断続的にキスし始めた。
    「ああ、ダメっ。イヤ、イヤぁっ!」
     自分と同類のマゾ女性が目の前で逝かされる姿を見せつけられながら、おあずけを喰らわされていたのだ。佳恵の性感は弱火で煮立てられながら、グツグツと沸点に近付けられているに等しい。そこで乳首とクリトリスの3点を舌や口唇で蹂躙され、女体が燃え盛らないはずはない。まして、縄で縛られるだけで全身が敏感になる佳恵が、女性による責めという普段とは異なった刺激を与えられている。
    「ああっ、逝く。いっくぅ…」
     佳恵は全身を痙攣させながら、他愛もなく絶頂に導かれた。肩を上下させ、口から大きな息を何度も吐き出している。
    「ったく、逝かせてくれるなら、誰でもいいのか、お前は」
    「まあまあ。涼子のお口の奉仕が上手いってことですよ。それ以上に、佳恵さんがスケベなんでしょうけどね」
     佳恵はさすがに恥ずかしいのか、3人と視線を合わせようとしない。吉井は涼子の手首に掛かった縄だけをほどきにかかる。
    「今度は涼子に中を責めさせてみましょう」
    「それもいいですな。普段自分がされてるようにさせればいいのかな」
    「ああ、もうイヤ…」
     そんな佳恵に構わず、涼子は恐る恐る中指を忍び込ませた。佳恵が身体をビクンと震わせると、気をよくしたのか指を奥まで侵入させる。
    「奥にコリコリした部分がないか?君が触られるといつも凄い反応をするところだよ」
     揶揄を含んだ吉井の助言に従い、中指の腹で内部を探ると、その通り盛り上がった部分を感知した。そこで小刻みに指をバイブレーションさせてつつ、先ほど舐め尽くした突起に再度キスをくれてやった。
    「ああ、そこ弱いのっ。許して…」
     佳恵は年下の女の愛撫が玩弄と化したことを知りながら、逃れようもない痺楽に心身ともに侵されている。
    「そうだ、その調子だ」
    「おれたちも助太刀するぜ」
     男たちは涼子を励ましながら、先ほど彼女を悩乱の極みに導いたローターで佳恵の両乳首を愛撫し始めた。
    「ああ、死んじゃう…。気持ち良すぎて死んじゃう…」
    「素直なのね、佳恵さんって。いじめ甲斐があるわ」
     涼子にまで言葉嬲りをされながら、佳恵は反発する気力もない。ただ、体内で沸騰寸前となった肉欲を解放したかった。突起に軽く歯が当てられ、涼子の指が内部で卑猥な鈎型を作ると、すぐにそのときはやってきた。
    「うぐっ。いいぃ、逝くぅぅ…」
     佳恵がその際に迸らせた熱湯が涼子の顔に浴びせられた。「佳恵さん、潮まで吹いちゃった」と男たちに報告する声が辛うじて耳に入ってきたところで、佳恵の意識が飛んだ。
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