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    「謝礼」(「繋留」④)

    「はい、この女は見事に昇天してしまいました。それも2回続けて。皆さん、愉しんでいただけましたか?」
     ヒュウ、という歓声が沸き上がった。
    「いいぞぉ!」
    「身体ガクガクさせたのがたまんねえ」
    「爪先がキュウと丸まってたぜえ。本気逝きだな!」
     美奈は依然として身体を痙攣させながら、面を上げられずにいる。その髪の毛を掴んで悔し涙を瞳に浮かべた美奈の顔を観客たちに晒し上げながら、口々に叫ぶ観客たちを制して、わたしは言った。
    「自ら進んで恥を晒し、皆さんを満足させてくれたこの女に、皆さん、盛大な拍手をお願いします。美奈、御礼を言いなさい」
     男たちは一斉に大きく両手を叩き始めた。美奈は目を瞑りながら涙をこぼしつつ、さらなる屈辱に耐えていた。見物人のうち、ただ一人の若い女だけが拍手せずに複雑な表情を見せていた。
     
     木村とともに吊り上げられた片脚を降ろした。ミネラルウォーターのペットボトルを美奈の口元に差し付けると、彼女は首を左右に振って拒否した。自由になった膝を必死で擦り合わせている。
    「どうした? 喉が渇いたんじゃないのか?」
    「水はいいです……」
    「どうしてだ?」
     しばらく沈黙した後、美奈は小さな声で言った。
    「トイレに……」
    「何だって?」
    「トイレに行かせてください……」
     目元を新たな羞恥に染めながら、美奈は繰り返した。
    「じゃ、吊りから降ろしてやろう。連れて行ってやる」
    「自分で行きますから、縄をほどいて」
    「ダメだ。縛られたままオシッコする姿を見せるんだ。ビールを呑みすぎたのは自己責任ってやつだよ」
    「そんなっ! 無理に勧めたくせにっ!」
     わたしの理不尽な言葉に、美奈は目元を怒らせた。だが、その怒りは切なげな表情を際立たせるだけだ。わたしは美奈の笑顔より、哀しみや怒り、哀切さに彩られた顔を見たいのだ。観客たちは好奇の目をこちらに向けている。
    「皆さん、トイレに集まってください。この女、バイブで逝って見せるだけではなく、ションベンする姿も見物させてくれるそうです」
     どよめきが起こった。必死で泣訴する美奈をあやしながら、わたしが吊り縄をほどこうとすると、木村が提案した。
    「どうせなら、ここでさせましょうよ」
    「イヤあっ!」と叫ぶ美奈を無視して、わたしは訊いた。
    「いいのかい? 床を汚してしまうかも知れないぜ?」
    「アクメショーに続いて放尿ショーの方がずっと面白いですからね。床が汚れても掃除すればいいだけだし。何なら、彼女に舐めさせましょうか?」
     木村は髭面をイヤらしく歪めながら、そんな鬼畜な提案をした。

    「木村君、鼻をつまんでやってくれ」
     木村がわたしの言葉に従い、美奈の鼻をつまみながら、顎を掴んで口を開けさせた。わたしはベットボトルの飲み口から水を美奈の身体に注ぎ込んだ。既に両脚を大きく広げられた格好で両足首が1メートルほどの竹棒の端に縛り付けられている。今度は「人の字縛り」にされ、美奈は見世物になっている。美奈は咳き込みながらも、水を口から流し込まれると、その大半を呑み込まざるを得ない。
     呑みきれなかった水を口元から溢れさせながら、美奈は恨みがましい目でわたしを見つめていた。腰は悩ましくくねっている。まるで局部を責められているかのようだ。美奈の前にはプラスチック製の大きな洗面器が置かれていた。小便はこれにさせる予定だった。
    「せっかくだから、少し慰めてやるか」
    「イヤっ、それよりトイレに……お願いです……」
     わたしはまだ哀願している美奈の両乳首にクリップ型ローターを取り付けた。先端をゴムでコーティングされたクリップにローターが組み込まれており、洗濯ばさみのような痛みは軽減される代わり、震動は意外と強烈だ。そのスイッチを入れると、美奈が「あはん」と声を漏らした。木村が気を利かせて穂先をバラハラに解した書道筆をわたしに手渡した。
    「こいつで擽ってやったら、早く漏らすかな」
     わたしは美奈の背後に座り、筆で尿道口を刺激してやった。
    「あぁん、許して……。トイレに、トイレに行きたいっ」
    「こんなに気持ち良くさせてもらいながらオシッコするなんて、なかなかできない体験だぞ」
    「恥ずかしいですっ!」
    「人前で縛られてバイブで逝っちまうのは恥ずかしくないのかな?」
     今度は筆で美奈の後門を擽ってやった。
    「あん、そこダメですっ! ホントに漏れちゃう……」
    「漏らしちゃえ!」
    「ションベン漏らしながら逝っちまうんじゃないか?」
     観客の男たちの哄笑が美奈をさらに強い羞恥に追い込んでいるに違いない。木村がスイッチを弄り、乳首のローターの震動を強めた。
    「ダメっ、トイレ行かせてっ! こんなところでしたくないっ……。縛ったままでいいですから、トイレ連れてって……」
     美奈の身悶えがいよいよ切羽詰まってきた。腰をしきりに捩り、両脚を小刻みに震わせている。いよいよかと思いきや、先ほど美奈の下着の臭いを嗅いでいたオタク風の男が上半身の衣服を脱ぎ、われわれに近寄ってきた。
    「の、飲ませてもらっていいですか、その人のオシッコ?」
    「ダメですっ!」
     美奈の叫びはまたもや無視された。
    「いいぞぉ、ションベン飲んでやれ、変態!」
    「美人のオシッコなら身体にいいかもな」
     観客たちは無責任にわれわれを煽る。洗面器を退けてメガネを外したオタク男を美奈の前にしゃがませると、わたしは筆で局部を荒らし回り、木村は指で後門を刺激した。腰を淫らに舞わせながら、美奈は泣き叫んだ。
    「あん、ホントに漏れちゃうっ! イヤあぁぁ……」
     オタク男は顔を尿意にうねる美奈の局部に近付けた。尿道口から黄色がかった液体が少しずつ噴き出してくる。男は大きく口を開けて放水を受け止めた。やがて排尿の勢いは増し、男の口にどんどん吸い込まれていった。美奈は泣きながら、最後の一滴を絞り出すまで腰を小刻みに震わせていた。

    「オ×ンコがションベンでびしょ濡れですねえ。こういうの見ちゃうと、うっかりクンニとかできませんね」
     木村が美奈の局部を覗き込みながら嗤った。
    「そうだよな。こいつのションベン、ビール臭くなかったか? ここに吊される前に、素少し呑ませたんだ」
     わたしがオタク男に問い掛けると、小便に顔を濡らしながら満面の笑みを浮かべた男が答えた。
    「いえ、美味しかったです。美奈さんにお礼させて下さい」
     オタク男は、いきなり美奈の秘裂にしゃぶり付いた。
    「イヤっ、しないでえ、そんな人に舐められるのイヤっ」
    「お前のビール臭い小便を呑んでくれた人に、そんな言い方は失礼だぞ、美奈」
    「そうですよ。われわれも手伝いますから、存分にお礼をお受けなさい」
     今度は木村が前門を弄り、わたしが後門を指で嬲った。オタク男は粘膜が擦れ合う音を盛大に立てながら、秘裂を広げて肉芽をしゃぶり転がしている。
    「止めてえ、もうしないでっ……。あんっ、逝きたくないっ」
     美奈の全身がまた震え始めた。
    「こいつがこう言う時は、もう逝きそうなんだよ。クリに軽く前歯を当ててみろ」
     オタク男の肉芽をしゃぶる調子が変わった。わたしの言うことを聞いたのだろう。
    「許してっ、また逝きそう……あんっ、逝っちゃう、イヤああっ!」
     小便まみれの肉芽を吸いしゃぶられながら、美奈は3度目の絶頂に達した。一瞬の間の後、観客たちからまばらな拍手が巻き起こり、やがてそれは先ほどより盛大なものとなった。身体を痙攣させてむせび泣いている美奈が、それを認識していたかどうかは分からなかった。
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